面接のポイント
私はここ最近一次面接での面接官としての役割を頼まれることが多くなっています。
自分で言うのもなんですが、
それは同僚の人事部の人に比べても異例の扱いのうちにはいると思います。
それまでは採用をするときの一次面接では、
課長や部長が立ち会うことがほとんどで、
私のような役のない社員が同席することは私の会社ではあまりありませんでした。
ですが、一時期女性の欠員募集が重なったこともあり、
女性目線からの意見を聞きたいという上司からの要請で私が同席したところ、
その判断力を買われて最近では一次面接では必ずといって良いほど同席をするようになっています。
人事部の採用基準はその企業によってさまざまなので、
私個人の意見がどの程度参考になるかはわかりませんが、
今回は私が面接官としてのぞむときに特に注意をしている点について説明をしていきたいと思います。
私が面接官となる前に、一次面接を担当をしていた部長や課長によると、
まず最初に希望者の絞り込みをするときに注目していたのは
「経験年数」「所有資格」「履歴書の文字の美しさ」「写真での人柄の判断」だったそうです。
実際の面接のときに一番気にしていたのは「志望動機」や
「話し方がハキハキしていて明るい性格をしているか」ということでした。
おそらく、この判断基準は私の会社だけでなく
他の多くの企業の人事部が参考にしていることではないかと思われます。
一方私の場合ですが、もちろん上記の条件も気にしていますがそれとは
また別にちょっと気になるポイントを見つけるようにしています。
それはズバリ、「服装」と「態度」です。
なあんだそんなことかと思う人もいるかもしれませんが、
意外とこのポイントについては見過ごしてしまっている面接官も多いようです。
服装と態度が面接のウラポイント
まず服装についてですが、一番大切なのは「清潔感を感じることができるか」という点です。
男性の場合、スーツからワイシャツの袖口が1センチ弱ほど見えているのがよいとされていますが、
この袖口に汚れや黒ずみがないか、または後ろに回ったときの襟元が汚れていないかはかなり重要なポイントです。
女性の採用希望者の場合、比較的服装はきちんとしていることが多いのですが、
逆に面接の場に不相応な高価過ぎるブランドバッグや
アクセサリーなどを身に着けていないかというところがチェックポイントになります。
態度についても、本人は隠しているつもりでもつい言動の端々にはいつもの言葉遣いが出たりするものです。